YMO世代の気持ち

YMOファンメーリングリストの管理者が思ったことを書いていきます。

新潟市江南区の各種カレンダーをGoogleカレンダー化しました。

社会を連想させる目的でブランコの画像です。

地方行政はアナログ社会?

地方行政のデジタル化って速度って異様に腰の重い動きしてると思いませんか?

一応、総務省の以下のページを確認すると

地方行政のデジタル化を推進する各種施策に取り組んでいます

とあるのですが、何を書いているのかさっぱりわからないページながら(いや、正確に言うと読む気にならない…)理解すると、窓口業務の様な、住民と直接関わる業務についてのデジタル化について書いてあるのかなと思いました。

www.soumu.go.jp

窓口業務などの住民と直接関わる業務は、住民の目のあるところで待たせる訳にもいかず、職員の作業効率化を図る必要からデジタル化は進めやすいでしょう。

しかし、直接住民と関わらない業務のデジタル化はどうなっているでしょうか。

具体的に思い浮かぶのは、案内・広報(ひっくるめてインフォメーションで良いかも)的な業務です。

みなさんの自治体ではどのようになっていますか?

  • 防災の案内
  • 回覧板
  • ゴミ捨て場の管理
  • 施設の予約等各種申し込み

などなど

我が家の場合

私は新潟市の隣、阿賀野市に暮らしております。阿賀野市の場合、「これどうにかならんのか」と感じている事の具体例を挙げると次に挙げる2点が気になっています。

回覧板の事

みなさんのお住まいの地域では回覧板は機能しておりますでしょうか。我が地域ではこれが当然だとお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、実にアナログで、それも志願もしていないのに無償で隣家へ回覧板を回すボランティアを強要される仕組みになっています。空いている時間が深夜しかない個人の事情なんてお構いなしに強要され、現代に於いては悪しき習慣なのではないでしょうか。

それも必要な内容が書いてあるなら良いのですが小学校や中学校での行事の様子など、一人暮らしの身からすればどうでもいい内容が多く、その他の内容も他の手段(市のホームページを参照するなど)で得られる情報ばかり。なんの為に回覧板を回しているのやら…。内容がないなら回覧しなければ良いとも思うのですが、おそらく定期的に回す仕組みになっているのでしょうね。それには高齢者の健康状態を確認する目的もあるのかもしれませんが、毎日でもない回覧板を深夜にしか回せないのならそれも機能しないでしょう。事実、近所で数日玄関で倒れていて動けなかった方を発見したのは新聞配達の方でした。

ゴミカレンダー

ゴミの収集予定が書かれたカレンダーの事です。毎週決められた曜日の定期のゴミ出しは予定を覚える必要もないのですが、正月や祝日、その他の事情から変更になる場合があります。それらと月1回収集の予定も網羅した年間のカレンダーです。私の地域では祝日はゴミの収集を行わないのですが、それにより変則的な収集日になることもありますのでゴミカレンダーの確認が必要になるのです。

これの確認は市のホームページからPDFを参照する事で確認できます。デジタル化されているとはいえ紙イメージを眺める作業です。

面倒くさいですね…。

新潟市江南区のカレンダーを使いやすく?

上で書きましたように我が家では現状の回覧板やゴミカレンダーはとても不便でデジタル化でもっと便利に使えるようになるのではないかと思っています。

その為に我が市よりは比較的情報量の多いお隣の新潟市江南区のカレンダーを実験としてGoogleカレンダー化してみました。需要があるのかはわかりませんが要望があれば他の予定もGoogleカレンダー化を進めていきたいと思っています。

「回覧板はどうした?」と思われるかも知れませんが、Googleカレンダーの権限付与などにGoogleグループを利用しております。このGoogleグループが回覧板にも活用できるのではないかと思っておりまして様子見で使っております。

と言うわけで、個人的にはGoogleカレンダーは使い勝手が良く便利だなと思っているのですが行政によるGoogleカレンダー等(Yahoo!カレンダーなんてのもありますね)による情報共有は、見つけられませんでした。今後これらの有用性が認められ行政の耳に届く事を願ってサイトを作りました。

konan.ymoage.com

ご利用頂いて感想やご意見を頂けたらと思います。